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| 「頭がいい人」と言われる文章の書き方──文章のうまい、ヘタはここで差がつく!
(
小泉十三と日本語倶楽部
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少し前「質問力」ブーム、そして今は「頭がいい人」ブームらしい。日頃、田舎暮らしの私は、都会の大型書店へ出向くと「何か買わなければ」と脅迫観念に襲われていた。この本は、「頭がいい人」シリーズでミリオンセラーとなった本の隣に平積みされていた。ミリオンセラーの方は、一読して対処法が書いていなかったのでやめた。やはり今は報告も電子メールの時代、文章力だろうと、こちらを選んだ。まず「文章は、論理的な思考の産物である。」気に入った。プログラマーでもある私は、文章もプログラムも似ている所があると常日頃考えていたからである。「書き出し」の書き方や、「文章そのもの」の書き方の項目で、名作古典や映画を例に出す。著者と背後の倶楽部の懐の深さがうかがえる。「文章力を鍛錬する」では「名文を書き写せ」等、英語学習にも通ずる所あり、なるほどと思った。各所で、悪い例文と良い例文を対比させ解説しているし、各項目のタイトルがその内容を的確にあらわしていて、さすがと感じさせる。私は、未だ4周目で実践もしていないので、この程度の稚拙なレビューである。この本は、実践書であり、ビジネスマンからブログ作者まで、この「文章力の強化書」をお薦めしたい。プレゼン資料にも効果大である。
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