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やさしく学べる微分積分 ( 石村 園子 )

「大学入学以前にあまり学ばなかった人・あまり内容を理解出来なかった人向けの教科書」と著者が前書きで語って<BR>いる通りな本。この本の7割程度が一変数の微分積分の内容であり、高校の微積の復習がメインである。<BR>高校時代の微積が苦手だった人や内容を忘れてしまいさらっと復習したい人向けとしては良いかもしれない。<BR>他の方の高評価レビューや発行部数がこの本の存在意義を明確に示している。<P>逆に、理工系大学志望者であったなら受験問題として触れた基本的な問題ばかりであり、ロピタルの定理やテイラー展開も<BR>(受験数学=道具としては)すでに習得していた人も多いだろう。この本を使っても得る物はかなり少ないと思われる。<BR>まずは受験時代に使っていた問題集等で基本事項を復習して、そのまま教科書(入門書)に移った方が<BR>よほど効率が良く無難であると思う。<BR>しかし、そのような人でも大学の教科書に困難を感じている人が多数いるかと思われる現状としての最初の1冊としては、<BR>マセマ「微分積分キャンパス・ゼミ」が助けになってくれるとは思う。<BR><BR>なお、まだ私は読んでいる段階なので特に個別評価は避けているが、有名な本としてS・ラング著、松坂和夫翻訳「解析入門」<BR>「解析入門 続」がかなり読みやすい。<BR>また、松坂氏は近年「解析入門1~6」を出版しており、個人的に非常に興味がある。<BR>初学者としてはこれらを一度手にとってみるのも良いであろう。

僕は高校のころ、進学するつもりはなかったので、微分積分なんか知らないほどでした。ですが、自分でどうにかしなければいけないと思い、この本を購入しました。<BR>まだ今は、半分ぐらいまでしかいってませんが、十分理解できています。本当に1から理解していきたい人には、必見です。<BR>買う価値あり!

高校時代にさぼってしまった微分積分を、短期間で修得するためのテキストを探していたところ、本書に巡り会った。奥付をみると、2003年2月時点で25刷と書いてあったので信用して買ったが、その通りの良書だった。要点だけを、無駄なく、わかりやすく説明してあるので、非常にありがたい。

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