ホリエモンなる人物は知りたくて本書を読む。<BR>「旧来の社会システムの弊害が目に見えて明らかになってきた。旧世代がこれまで貯めこんできた社会のややこしい問題をリセットする時期に来ている」<BR>「会社とは人を使うための道具です。他人の力を利用した者が金持ちになる」<BR>「シンプル・イズ・ザ・ベスト。会社は株主のため」<BR>「引きこもりにネット内職を与えよ」<BR>「若いうちに悟ってはいけない」・・悟りとは自分の限界にあきらめたこと?<BR>等々。おもしろい記述が随所に見られ、いっきに読めた。<P>ホリエモンの権威ぶらない、威張らない、ストレートな姿勢に好感が持てた本でした。
東大時代に全国をヒッチハイクして回ったという意外なエピソードを公開。失礼ながらそんな愛想があるようにはお見受けしなかったのですが。<P>「女は金で買える」の名言?で問題になった本の文庫化。拝金主義的な印象ばかり一人歩きしているけれど、サイバーエージェントの藤田氏同様、「飛び込み営業」といい「売れないものはない」積極姿勢といい、書いてあることは至ってマトモ。<P>2000年のネットバブル崩壊以降生き残った会社に共通しているのは経営の基本に忠実であったこと。資金繰りがいかに大切か。<P>わたしはいわゆる信者ではないけれど堀江氏がいなければ、千葉ロッテの日本一もいまの株ブームもなかったかな!?
おなじみ堀江貴文氏の著書です。<P>2004年に出版された本が、2005年9月には文庫本化されたものが本書です。<BR>文庫本化に伴い、巻末に「その後の 稼ぐが勝ち 」として10ページほど新たに著者により加筆されているようです。<P>この本に限らず、著者の本はいずれも著者の行ってきたこと、考えていることが極めてシンプルな言葉で書かれているものが多いように感じています。<P>取り立てて難しいことや、高度なことを行われているのではなく、するべきことを、するべきときに、するべき人が行うということを実践されているようですね。<BR>(だからと言って、これが誰にでも出来るのであれば、こんな国にはなっていないのでしょうけど)<P>著書の91ページにM&Aコンサルティング(通称:村上ファンド)代表の村上世彰氏の幼少期のエピソードが書かれているのですが、2005年10月における阪神電鉄やTBS関連の一連の報道で言われている金額と異なっています。(本書では1000万円、報道では100万円)<BR>著書の内容とは直接関係ないのですが、私として気になるところではあります。<P>著者の本はそのどれもが、「サラサラっ」と読み進めることが出来るのですが、文庫本サイズであることは、その読みやすさをより一層引き上げる効果があるような気がします。<P>値段も文庫本サイズのほうが安くなりますし、持ち歩くにも便利。<BR>Amazon様によるブックカバーも使うことが出来ます。<P>「堀江氏の本は、文庫本がイイ」<BR>そう思うのは私だけでしょうか?<BR>