パート1とパート4はごく素直な問題が多く易しいセットですが、パート2は、問いに直接答えていない選択肢を消去法で選ばせる問題がかなり多め、パート3は本番同様に30問ごとのセットにして設問先読みの時間を少し取らないとかなりきついという印象です。TOEIC本試のパート3やパート4は、音声の聞き取りだけではなく設問の先読みも重要な要素なので、CDを止めずに全問通して解いてしまうとその練習ができません。<P> 問題を別冊にし、スクリプト・解答・解説を一箇所にまとめた使いやすく見やすいレイアウトについては文句無しです。
丁寧に作られている感じがします。<BR>1 問題編と解説編を切り離して使えるようになっている。<BR>2 解説編は、分かりやすい。見開き左ページに問題とスクリプト、右ページに回答と解説・約・語彙がまとめられており、見やすい。(これは、何故間違えたかを確認する上で、重要なポイントです。確認に手間がかかるとそれだけで嫌になります。)<BR>3 パートⅠ~Ⅲごとに攻略のポイントが簡単にまとめられており、これが、TOEIC初心者には役にたちます。例えば、「パートIでは、客観的に描写している文が正解になるので話し手の推量を交えた文は、不正解のケースが多い」。<BR> 確かに、ついつい写真で心理描写まで推測してしまい、これも正解ではないかと迷ってしまいがちですが、この手の回答を自信をもってはずせば随分楽に回答を選ぶことができます。
リスニングの特訓用って感じです。<BR>全体的に本試験よりも難しめな感じで、微妙な所をついてくる問題も多いです。<P>特にパートⅢ、Ⅳでは、実際のTOEICでは結構、解答時間のペースが考慮されて息抜きできるように作ってありますけど、この本はあくまで演習用みたいなのでタフな問題が多いです。尚且つ、本番と同じペースで進められるっていうところが微妙なところですね。<BR>本番向けのデモンストレーションにはいまいちということで星4つですが、<P>繰り返し練習する分には、スピーチの早さも本番に近いですし、レイアウトも問題と解説が別冊になってて、解説にはスクリプト、訳文のほか設問も載っているので良く出来ており、問題ないと思います。