宗教は「信ずること」から始まり、科学は「疑うこと」から始まる。<BR>小林のゴーマニズム宣言は、第一巻から、読者に対して「ゴーマンに疑うこと」を勧めている。<BR>小林の戦争論は3で完結したが、なかでも本書が最も迫力のある内容となっている。<BR>大東亜戦争における日本悪玉情報戦略を見事に論駁しており、資料としても充分信用できるものである。<BR>それにしても、戦後7年間にわたる「一億総懺悔キャンペーン」の洗脳情報戦はすごかったようだ。<BR>右派を自認する日本警察官僚のトップまでが、中国と米国の情報戦略に手玉に取られているのには「感心する?」しかない。<BR>禁断となってきた日本の近代史に少しでも関心がある人には、是非、一読を勧めたい。<BR>それにしても、日本人の「八方美人的な発!想」と「お人よし外交」は何とかならんものだろうか。
今話題になっているフジテレビ(産経)とライブドア、SBIの問題がなぜ起こっているのかを理解するのにとても役に立ちます。もしあなたが”本当の日本人”であるならば、この日本から産経の「正論」がなくなってしまうことへの危機感を感じるはずです。近頃の竹島、尖閣諸島の問題と今回のこの騒動がきっかけで私はこの本を手にしました。もしあなたが今回の騒動を「若い人が古い体質を打ち破る」とか「メディアの融合」というようにしか受け止めていないなら是非手に取るべき1冊だと思います。そしてなぜフジテレビ(産経)だったのかを考えるでしょう。どのように考えるかは自由です。でももしかして現在進行形で形を変えながら戦争は続いているのかもしれない、今の日本が精神的に思想的に他国の侵略を受けているのだと少しでも考えたならこの本はあなたに日本人としての自信や誇りを取り戻させる1冊となるはずです。少なくとも私はそうでした。日本人でいることが恥ずかしいと思っている方に偏見を持たずに見てほしいという意味を込めて星3つにしました。是非ご一読を。一緒に経済についても考察できるといいですね。
主に第二次世界大戦の日本の戦争を中心に、戦争とは何かを書いたマンガ。「なぜ日本が戦争しなければならなかったのか」も書いているため、戦争が嫌いな人は必ず読むべき。すべて証拠を集める事から始めているため、内容が信用できる。非常にページ数が多く、読み応えがあってお得な本。戦争論1の続編が2になるが、内容は 完全に分かれているため、2から読んでも問題無い。<P>戦争に対する興味などと関係なく、絶対に読んだほうがいい。人生が変わるから。そういう本。