コントの台本を出版する、というのは、ラーメンズの頭脳、小林賢太郎の挑戦といよりも、自信の表れ、といっても良いんでしょう。<BR>ラーメンズがなぜ面白いのか?を考えたとき、「よく考えられ、極限まで練り上げられた台本力」は確かに答えのひとつです。<BR>が、それだけと思ったら大間違いです。<P>だって、その台本がこの本で、そのまま読んでもつまらないんだもの。<BR>それでも本公演、DVD、ビデオ、どれかひとつでも見たことある人は、思い出し笑いを我慢できないはずです。<BR>そこが面白いんです。ラーメンズ。やっぱり面白いんです。ラーメンズ。<P>小林さんの台本力、演出力、演技力、小林の要求にしっかり応える片桐君の才能、演技力、それらすべてが合わさってのラーメンズであり、ラーメンズの笑いであり、中毒のようにはまってしまう理由があることを思い知らされます。<P>どんなにネタをばらしても、決してマネできない小林マジック。だからこそのネタばらし出版。どの公演でも必ずひとつは”ナルシスト小林”キャラを入れてくる小林賢太郎。あのキャラクターで笑っているはずです。
誘惑に耐えられず買ってしまいました。<BR>インタビューなどはありません。3公演のセリフとちょっとした<BR>動きの説明が淡々と書いてあるだけです。<BR>一緒に日本語学校アメリカンを歌いたい人や、セリフを<BR>覚えたい人は買って損無いと思います。<BR>私は「つくるひとデコ」や彼らのインタビューが載っている<BR>本のほうがお勧めかな。<P>表紙、本の厚い部分、全てが銀色なので何の本か分からない<BR>ところもいいです(笑)
ラーメンズの公演はビデオやDVDになっていますが、<BR>全てを揃えられず、しかしもっと多くの作品を知りたい。と買ってしまった戯曲集です。<BR>しかし、やはり先に映像を見ればよかった!と思います。<BR>お二人の声の抑揚、声色、動きが頭に入っていて、それと共に楽しんだ方が<BR>良いのではないかと正直思います。