亜也さんと親友三人の心の交流を手紙で交わした記録です。<P>時には励ましたり、時には悩んだり<BR>亜也ちゃんが親友からの手紙を如何に待ち望んだか、<BR>如何に支えられたかがすっごくわかる内容になっています。<P>何気ない日常を書いている言葉の中にも、亜也ちゃんならのハンデが伺えますが<BR>それを補うほどにペンが自由に楽しく家族の事を…将来の事を見据えています。<BR>巻末には現在の親友三人が亜也さんに手紙を書いています。<P>そして、その名の通り「ラストレター」にはとても涙します。<BR>それを感じさせる内容じゃ無いのですが、最後に亜也ちゃんの実際の<BR>筆跡が出てきた時にどれだけ必死に書いたかが伺えます。<P>ドラマの原作三部作の一つと言うことで発売された今作<BR>亜也さんとの手紙のやり取りがどんな風に画面に表現されるのか<BR>今から楽しみです。
あ
「1リットルの涙」に出会ったのは、20年近く前東海地区で話題になった日記集でした。本人と同世代の私はまだ20代前半で、本人の気持ちまで感情移入できないほど、忙しい毎日でしたが今回の映画化、文庫化でなぜ亜也さんのもとへ行って励ましてあげれなかっと後悔させられるほど彼女の気持ちに同化させられました。「ラストレター」は本人の心の言葉を親友に宛てた、心苦しいが真の言葉で綴られ徐々に短くなる手紙の文は最期の手紙(ラストレター)に向かって、したためられていきます。またまた亜也さんに極限の中での友情、思いやり、感謝を悟らされました。<BR>友人3人の20年後の返信にも感慨深いコメントがありました。<BR>ラストレター(ノート4ページ分の必死に書いたと思われる直筆の手紙)も掲載されていました。お勧めです。