生きていくのはつらいこと。ましてや、重病、重傷の患者とって生きていくことの意味は?絶望の底から生還した著者の強さには感動を覚えました。自殺願望者が後を絶たない現代において、この本は生きる力を与えてくれると信じます。先日、父に先立たれひとりになってしまった母にこの本を贈ろうと思います。病と闘った父と著者に同じ強さを感じました。生きていくのはつらいこと、でも生きることを選んで生き抜いていくことが人間として与えられた使命と信じます。
自分の予想をはるかに超える困難に立ち向かうとき、いかにして今の状況を受け入れ前に進んでゆくか。<BR>太田さんはこの境地に達するまでをとてもリアルに綴ってくれています。<BR>肉体的なこともありますが、いかに人間の心が脆いものであるか、<BR>そしてそこから這い上がることの難しさと周りのサポートの大切さ。<P>読後、健康であり普通の生活がどれだけ幸福であるか実感できることと思います。<P>自身も病気にかかっており、心の葛藤があまりにも自分と酷似しており<BR>共感の涙が出ました。生きていくことは本当に辛いものです。<P>この本があって本当に良かったです。
生きる意味がわからなくなった人に勧めたい一冊です。