センセーショナルな本である。 監修の長谷川淳史氏もその中で「医療関係者の中には本書を読んで怒りにも似た反感を抱く方もいることと思う」と書いている通り今までの医学の常識からは異端と言われるであろう。 だが内容は全編真摯な態度で貫かれた医学書である。 医療関係者必読の本であろう。<P>TMSと言う「疾患概念」は臨床経験の中で今まで気づかなかっただけの事で、なかった事ではない、ということを本書が教えてくれている。臨床家にとって福音であろう 又、具合が悪いが検査しても客観的に異常がないからと、気のせいだとか、半病人扱いを受けた人々の中には本書により救済される人が多くいるであろう。<P>「疼痛疾患」の治療法は様々で各理論をもって提唱され実践されているが最後はTMSに収斂されるのではなかろうか TMSは独善的理論ではない。 そして、監修者長谷川淳史氏の公明正大な医学観は本書の信頼をより高いものにしている。 セラピスト必読の書である。
サーノ博士の本は、現在社会における腰痛をとりまく環境を統計学的にわかりやすく解説した本です。そして腰痛は心の病でもあるとといています。今まで直らないとあきらめていた自分には、衝撃的な内容でした。実際に手術手前までの状況におかれていた自分が今では、普通に生活ができるようになりました。治療もなしで!まさかと思われる方がいるかもしれませんが、手術等お考えの方は、その前に一度読まれたらどうですか。読んで損はありません。
まだ一度しか読んでいませんが、(腰痛と花粉症を患いながら、あわてて読んだのです)それだけでなんだか勇気が出てきました。<BR>長年の花粉症についても書いてあり、なんだか少し楽になりました。<BR>これから何度も、何度も読んで、完全に痛みから自由になろうと思います。<BR>もしかしたら、性格も明るくなるかもと思うと、ワクワクしますね。