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志高く 孫正義正伝 ( 井上 篤夫 )

~ 孫氏にしてみれば、若い頃から抱いている志をひたすらつらぬき続けているという事なのでしょう。しかし、本書で描かれる孫氏の少年時代からのエピソードの数々、我々からすると破天荒で痛快なものばかりです(もちろん類い稀なる努力とアイディアと情熱と、運命的出会いをもった人ではありますが)。そうした、痛快な人物伝として本書は面白い。<BR> また、~~この日本で孫正義という一人の青年がその志を抱き、邁進してきたことは、我々の生活に大きな影響を与えているということも感じました。規制緩和、ブロードバンド化という時代の流れの中で、孫氏の果たした役割がどれほどなのか判断する知識を私は持ちませんが、やはり、日本の世界一安く、高速なブロードバンドの実現に孫氏の貢献は大きいのではないでしょう~~か。<BR> そして、孫氏のチャレンジは今も続いています。日本テレコム買収、ホークス買収、総務省やNTTとの戦いなど、ソフトバンク関連の記事が毎日のように新聞紙面を賑わせています。著者にはいずれ続編を期待しますが、本書で孫氏の人となりや志を知る事によって、孫正義正伝の続きをリアルタイムで楽しむように日々の新聞記事を読めること、うけあいです。~

読みやすい文章に惹かれて、あっという間に読破してしまいました。著者の長年に亘っての取材力にまず敬服。特に米留学時代のエピソードは興味深く、今や大企業に成長したソフトバンクの礎が、若き日に着々と形成されていった過程が理解できました。死と隣り合わせの大病を乗り越えていたことも、この本で始めて知りましたが、その生命力と、「生かされている」という想いが、巨人NTTと戦う姿勢に繋がっているのかなと感じさせられました。久しぶりに背中を押されたような想いです。きっとこの本は起業家のバイブルになることでしょう。

ソフトバンクの孫正義氏の生き様が知りたくて購入しました。孫氏の今までの半生が非常に生き生きと書かれており、思ったとおりの、痛快な読みものでした。<BR>孫氏が生まれて、ここまで成功してきた数々の逸話を、感情をうまく表現しながらまとめ上げてあり、孫氏が、そのときに何を考え、どのようにして難関を突破して行ったかが良く書けていると思います。もしもあなたが孫氏についてまだ良く知らず、単に、孫氏の半生について、興味があり、どのようにこれほどまでの成功を収めてきたのかに興味があるのでしたら、ぜひ読んでみるとよいと思います。私は、孫氏に興味がありましたが、何も知らなかったので、孫氏にまつわる最初の本としてこの本を読んでみたので、孫氏の突飛な行動に大笑いし、そして孫氏の勇気と行動力に感化されました。<BR>もしもあなたが、ソフトバンクの今までの成功、これからの戦略といった物をお探しなら、この本はお勧めしません。他の本を当たって見てください。

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