最初に指摘しておきますが、この本は「零~ZERO~」「零~紅い蝶~」のファンブックであって、決して攻略本ではありません。前記2作品を未攻略の方はネットでも他の攻略本でも参考にして、クリアーしてからお読みになることをお薦めします。<BR>内容は、「零」に感銘を受けた方なら大いに楽しめること請け合いです。開発秘話をはじめ、キャラクター紹介の一つ一つに開発者のコメントが載っていたり、イメージソング作者の天野月子氏に、物語をつかんでいただくために提供されたあらすじが「物語回顧録」として収録されていたり、新聞に連載されていたという短編小説版の「零~紅い蝶~」が掲載されていたり、開発中に本当に起きた怪現象が紹介されていたり、和風ホラーに関する考察がされていたりと、実に読み応えがある内容でした。<BR>恐らくこの本を制作した方々も「零シリーズ」のファンなのでしょう。作品に対する「愛」を随所に感じられる一冊でした。
零~zero~ と、紅い蝶 の<BR>いわば資料集という感じ。<BR>ゲームをやった後で見ると、非常に面白い。<BR>ただ、全体的に紅い蝶の割合が多いので<BR>一作目が好き と言う人には、ちょっと物足りないかもしれません。<P>あと<BR>表紙をはずすと、面白いですよ。
二作分収録されている割には思ったよりも薄い印象を受けましたが、<BR>それでも十分な内容になっています。<BR>ビジュアルも魅力ですが、現在のストーリーとは違う初期のあらすじ、プロデューサー等のコメント、小説などの文章も零ファン必読のものばかりです。<BR>二作とも載っていますが、後半は紅い蝶が中心になっていくのでzero経験者には少し物足りないかも知れません。<BR>紅い蝶のみプレイしてzeroはプレイできないorクリアできない人は是非。<P>最低でも紅い蝶のエンディング二種を見てから読むことをお薦めします。