■青チャート(新課程)→暗記専用→受験数学なんて、と割り切って考えられる人には向いているし、効率はよいが、失敗すると悲惨。参考書としての役割は全く果たさない。突飛な問題が目立つ。<BR>■赤チャート(新課程)、(大数シリーズ(1対1など))→理解型→じっくり解説を読み、復習をして、苦手な分野をつぶすこと。青チャートと違って、こちらはまじめな(?)生徒さん向け。下手な先生に当たって実害を被っている人は、こういうまともな参考書・問題集に頼ると楽です。<P>□青チャート(旧課程以前)→オールマイティ→昔の青チャートは「青チャートだけで東大に行ける」と評判の素晴らしい参考書・問題集であったが、時代が下るにつれてできが悪くなってきた。<BR>□赤チャート(旧課程以前)→トンデモ本。ほとんどの受験生は見向きもしなかった。ただ、20年以上前になると、皆赤チャートを使っていた時期もあったらしい。<P>・・・・・・<P>と言うわけで、ほんの少し前までは青チャート1冊で事足りたのですが、新課程では赤チャートの難易度が旧青チャートよりも易しくなって出来が良くなりました。一方の青チャートは昔の面影など微塵もありません。<BR>普通の受験生にとってためになるのは疑いようもなく赤チャートですので、そちらを使われることをお勧めします。もちろん赤チャートでなくても良いのですが、青チャートだけはお勧めしません。<P>まあ使い方によっては効果的なので、星2つ。
いわずと知れた数学の大御所。網羅性はすばらしいです。ただ、新課程版になって、敷居が低くなりました。難関大志望者はこれだけではたりないので一対一対応の演習などをやることをおすすめします。やり方ですが、理解型暗記法をぜひ参考にしてみてください。世間では、解法暗記で点をあげるのは無理だと言う議論をよく耳にします。あなたたちに問いたい。復習を何回やりましたか?効果がないと言う人に限ってせいぜい2回とかだったりします。言っておきますが、暗記法は復習がすべてです。反射的に解法が浮かぶまで復習が必要、具体的に5回以上。ただビビらないでください。解かないで見直すだけでいいんです。一問一分、簡単でしょう。とにかく、くれぐれも復習を怠らないでください。話がだいぶそれましたが、要はチャートがこの暗記法にかなりマッチしているわけです。従来の、一問一問うんうん考える方法では、時間がかかりすぎて、気づいたら入試です。そう言った意味で合う合わないがあると思うので☆は4つ。
例題→練習→演習、総合の流れになっていて、例題には、指針がついておりその問題をなぜそのように考えるのかが分かるようになっている。例題に対応する練習問題で演習&定着ができるようになっている。各章末ごとに演習問題A、Bと総合問題があり、この演習と総合は激しく難しい。(例題、練習から演習、総合へのつながりをもうちょっと考えてほしかった)が、確実に押さえておきたい問題もあるのでやっておくべき。問題は教科書の例題~入試標準問題まで幅広く収録されている。解法辞典として買うのもアリ。かなりイイです。おススメです。