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新・リュミエール―フランス文法参考書 ( 森本 英夫 三野 博司 )

これが、一番!と絶賛されている方もいますが、私は、他と変わりないと思います。特に何が優れているのか、私にはわかりませんでした。CDも別売りだし、不親切です。<P>ただ、他の本と何が違うかと言うと、他の本では図や絵を用いて説明していることに対して、文章で説明、それも先生が教室で生徒に語りかけているような感じにしているのが特徴、と言えば特徴かな?と言う程度です。<P>しかし、これも一長一短で、後で「あれ、なんだっけ?」と言うときに、ちょっと調べにくいのと、文章が多い分、これでは情報が足らないことがしょっちゅうあります。<BR>手元に置いて、座右の書とするには、全然足りません。仏検3~4級までならまぁ、いいかな?とは思いますが。。。<P>また、残念なのは、一つの文法を説明する例文の中に、肯定文ばかりが目立ち、否定文や疑問文が極めて少ないことです。<BR>ザッとフランス語概要をつかむにはいいかもしれませんが、中級・上級を見据えている人には、向きません。

初級・中級者には、これ一冊で文法はOK!丁寧な解説と、各章の終わりにある練習問題で、確実に力がついていきます。大学の第二外国語で仏語を選択した方にもおすすめ。授業の進度にあわせて使うことが出来ます。<P>しかし、CDが付いていないのが少し悲しいところ。出来れば別売りですが買ってください。フランス語をマスターするのに必要なことは、どれだけ多くの文章に接するかが問題になってきます。初心者にとっては聞いて覚えたほうが綴り字の法則もわかりますし、フランス語独特のトーンもわかるはずです。CDをフル活用して、まずは発音記号を覚えておきましょう。<P>また、今すぐに簡単なことをしゃべれたらそれでいいという人には、とっさの一言のような本のほうがいいかもしれません。たしかに、しゃべれること、通じることは大切です。実際私も、初めて通じたときはうれしかったです。しかし、先を見据えて考えると、実際はしゃべる内容のほうが大切なことに気づきます。本格的にやろうという人は、とにかく例文をCDとともに暗誦しましょう。今すぐには、しゃべれないかもしれません。しかし、時間とともに自然にその場しのぎではない本当のフランス語の力が付いているはずです。

初級~中級程度のフランス語文法の書籍の中では、一番解説が詳しく、丁寧です。<BR>辞書で名詞を調べるときに確認すべきことなど、先生が授業で話してくださるような注意点にも触れられているのは、独習者にはうれしい配慮です。<P>しかし、説明されていない記号が突然出てきたり、記号と名称の羅列のみの表記で、その使い方や意味などの説明がなされていない部分もあります。<BR>それを差し引いても、練習問題が豊富なこと、「ヒントと解答」が詳しいことを考えると、ひとりで学習が進めやすい本ではないかと思います。<BR>すっきりとしたレイアウトにも好感が持てます。<P>別売りのCDが、デフォルトで本に付属していれば☆5つです。

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