IT系のCEO等に浮ついた虚業を感じるが、彼の真摯な生き様に<BR>感動!
渡邉さんがお子さんに試練を与えよう、与えようとしているのが分かりました。<BR>試練こそが人間を鍛えるってことを知っているからですね。<BR>どうしても自分の子どもには甘くなりがちなので、ぼくも反省しました。<BR>最終章にあるお子さん二人へのインタビューは、中間発表という感じですね。<BR>今のところお子さん達は渡邉さんの教育にそれほど感謝はしていないようです。<BR>でも教育は一朝一夕には結果のでないものです。<BR>10年くらいしたら、続編を書いて欲しいです。
この本はワタミの哲学の原点である渡邉社長の「親子」関係に焦点を当てて書かれた本です。普段の渡邉社長の本はどうしてもビジネスに話がいってしまいますが、この本は子育てについて多くの言及がありますので親で子育てをされている方にとって興味のある内容と思われます。また、それとともに普段子供と接する機会の多い教師の方にも一読の価値があると思われます。普段ワタミの社長として忙しい著者がどのように父親として彼の子供に接して教育してきたかは非常に参考になります。「父と子の約束事5か条」、そしてそこから広がって出来た「ワタミ社訓」、「郁文10訓」は特に有益です。