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人を動かす 新装版 ( デール カーネギー Dale Carnegie 山口 博 )

さすが、自己啓発本の祖、カーネギー。<BR>読んでよかった。<BR>読んだ自分と読んでいない自分とでは、明らかに人に対する姿勢をいうものが変わってくると思います。<P>自分を殺して相手に迎合するというのではなく、相手を尊重しながら自分の意見を理解してもらう。<BR>また、そうすることによって、議論一辺倒で相手を打ち負かしたときよりも、自分が豊かになる。<BR>今では一般的な理論のひとつですが、何十年も昔に、このテーマについて、これだけの事例を駆使しながら<BR>説き伏せた本が出版されていたことに、無知なわたしとしまして、驚きを禁じえません。<P>膨大な量の事例で、この本は成り立っています。<BR>これだけの事例は、カーネギーだからこそ集められた事例でありますし、やはり彼の努力の賜物だと思います。<BR>その努力を努力と感じさせない、さらっとしていて、軽妙で、ユーモアの利いた文章にも、彼の人柄を感じます。<BR>これほどの人物に説き伏せられると、もう頭があがりません。<BR>今は巷に自己啓発本というものが氾濫していますが、やはり、カーネギーぐらいの情熱と努力と詳細なリサーチを<BR>持ってしてこそ本物といえるでしょう。<P>人間とは読んでいる間や読み終わった少しの間は、ふむふむと理解した気になり、実践しますが、<BR>しばらくすると忘れてしまいがちなもの。<BR>手元に置いて、定期的に読み返したい本です。<P>また、議論大好きなアメリカにおいてこのような本が著されたということも感慨深い気がしました。<P>新社会人へや餞用などとしてに限らず、人に差し上げるのにも最適な本だと思います。<BR>まだ読まれていない方は、ぜひ手にとってみてください。

この本は何回読んだでしょうね。読むだびに新しい気づき<BR>を得ます。今回は、この言葉が全てです。これが誰の言葉<BR>なのかを当ててみて下さい。ヒントはアメリカ人で映画の<BR>主人公にもなった人。「アンタッチャブル」<P>「おれは働き盛りの大半を、世の中の人のためにつくして<BR>きた。ところが、どうだーおれの得たものは、詰めたい世<P>間の批判と、お尋ね者の烙印だけだ」<P>答え:暗黒街の帝王、アル・カポネですね。<BR>「人は、自分が悪いとは思わない」<BR>「それ故、人を批判しても意味がない」<P>改めて感じることです。

 本文では「人を動かす三原則」に始まり「人に好かれる三原則」、「人を説得する十二原則」、「人を変える九原則」という風に各原則ごとに章を作って、実例も引いて対人関係に心がけるべきことがまとめられている。その数々の実例は実に劇的で痛快でさえあり、本当にこう旨くいくものかとも感じさせるが、それが内容を分かりやすく説得力のあるものにしている。<P> 原則には、例えば「批判も非難もしない。苦情も言わない」とか「人の身になる」、「顔を立てる」など、誰でも聞いたことがあるようなものも多いが、自分の周りを見回したとしても、その誰でも聞いたことがあることを実行していない人が多いことに気が付くであろう。他方、ああそうだったかと意外な所に気づかされた原則もあった。この本で!うしたことを改めて認識し実行に移すことによって、人間関係の悩みが解決するだけでなく、新たに楽しい人間関係が築けるかもれない。無論、人間の心は複雑なもので、その原則通りやったからと言って必ずしもうまくいくとは限らないが、結果にかかわらず自分の振る舞いは磨かれていくであろう。<P> 題目「人を動かす」を初めて目にしたとき、上司が部下をいかに使うのかその方法でも書いてあるのかと早とちりした。この本の内容は、勿論そういうことにも使えるが、上司とか部下とかあるいはビジネスでという枠を越えて、人の心の本質に迫るものだと感じた。「人の心を動かす」の方がピッタリくると思った。

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人を動かす 新装版&nbsp;&nbsp;&nbsp;あらゆる自己啓発本の原点とも言うべき本書は、1937年に初版が発行されると瞬く間にベストセラーとなり、累計で1,500万部を売り上げた。『How to Win Friends and Influence People』は初版の発売当時と同じように今日でも十分通用する内容となっているが、その理由は、著者のデール・カーネギーが決して変わり得ない人間の本質を理解していたからに他ならない。著者の信ずるところによれば、経済的成功の15パーセントは専門的知識から生み出されるが、残りの85パーセントは「考えを表現する能力、リーダーシップをとる能力、そして人々の熱意を引き出す能力」によるものとなる。人と接する際の基本的な原則を基に、自分が重要視され、評価されていると相手に感じさせるようなスキルを教示する。また、操られていると相手に感じさせないようにしながらつき合う基本的な手法にも重点を置いている。カーネギーは、誰かに自分が望むことをさせるには、状況を一度自分以外の視点に立って観察し、「他人の中に強い欲望を喚起させる」ことで可能になると述べる。更に本書を通じて、相手に好かれる方法、自分の考え方に相手を引き込む方法、相手の感情を害することなく、あるいは恨みを買うことなくその人の考え方を変える方法を学ぶことができる。例えば、「他人にその考えが自分のものだと感じさせる」方法、そして「まず自分の失敗について語ってから他人を批判する」方法などである。また、歴史上の人物、産業界のリーダー、そして市井の人々の逸話を交えながら、著者の論点が分かりやすく解説されている。(Joan Price, Amazon.com)
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