最近流行の｢日本語｣本。この本は、同タイトルのテレビ番組に先駆けて放送された｢日本語チャンピオン決定戦'05｣で使用されたクイズを元に構成されているそうです。<BR>本の構成は、問題の傾向ごとに10のブロックに分かれており、各ブロック10問ずつ、総計100問の二択問題に解答するという形式で、ページをめくると正解と解説が掲載されています。<BR>身の回りでよく聞くような、またよく使うような言葉を問題にしているし、解答も単に正解･不正解が載っているわけではなく、｢何故正しく、何故間違っているのか｣を語源や、意味、日本語の決まりなど様々な面から簡潔に解説しているので、自分の｢日本語力｣を知る上でとても参考になりました｡<BR>ただ、100問の問題は1時間もあれば終わってしまいます。解説も簡潔で読み易いのですが、その分少々物足りなさを感じたのも事実。この価格で見合っているかどうか、判断は微妙ですね。個人的には少々高いと感じました。