京都の中京に生まれ育って50年の京都人です。京都の大学で日本史を専攻しましたので少しは京都のことを知っているのではと思いこの本を購入しました。<P>京都の文化や歴史って本当に奥深いですね。<BR>知っているようで知らない京都の歴史と生活、伝統について再確認しましたし、再認識しました。個人的には、ふっと疑問が沸いたときに調べるのに丁度都合のよいハンディーな京都事典のような使用の仕方をしていますが、京都・観光文化検定試験を受験予定の方にとっては、結構な知識を要求されていると思います。<P>当たり前といえば当たり前なのですが、公式テキストブックですので相当詳しい記述が並んでいます。初版は、間違いが多く、それに伴い本書の改訂版が発行されたわけですが、これだけ情報量が多ければ、そういうこともあるかな、という感じです。<P>断片的な知識は結構持っていますが、本書のように「歴史・史跡」、「神社・寺院」、「建築・庭園・美術」、「芸術・文化」、「生活・行事」、「自然・観光」の項目に添って体系だって勉強をすることによって、その知識はますます強化されるでしょうね。<P>京都・観光文化検定試験を受験予定の方へ、もし時間的な余裕がおありでしたら、本書を片手に記載されている社寺・仏閣に出向き、目の当たりにして体感されれば印象も違いますし、記憶も確かになると思います。<BR>そして本書を通してもっともっと京都を愛していただければ京都人としてこれに勝る思いはありません・・・・。
改訂前の京都検定のテキストは非常に間違えが多かったのですが、改訂されてすっきりしました。表紙も改訂され、前作より明るい表紙となりました。しかし、内容的には若干増減しているものの、ほとんど変わりがありません。改訂前の間違っていたところが直されているくらいです。<P>前書は間違っているということが次々発覚したので、見ていてもほんとに合っているのだろうかと不安ながら眺めていましたが、本書はそんな不安も無用です。<P>また、改訂前をお持ちの方も6月30日まで無償交換してもらえます。<P>また、去年の過去問と回答をも発売することになったようです。<BR><P>より充実した内容に加えて、京都検定に向けて勉強し、より京都のことが分かればと思います。