アマゾンの秘密──世界最大のネット書店はいかに日本で成功したか みんなこんな本を読んできた アマゾンの秘密──世界最大のネット書店はいかに日本で成功したか
 
 
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アマゾンの秘密──世界最大のネット書店はいかに日本で成功したか ( 松本 晃一 )

amazon.co.jpのローンチ(立ち上げ)の記録。著者は、アマゾンの日本上陸に先立つ秘密の準備プロジェクトに参加し、華々しいローンチを経て軌道に乗るまでの内幕話を披露してくれる。個人的にはもっと技術的に突っ込んだ話も聞きたいところだが、そこはやはり企業秘密なのだろう。でも、新しいことをやるプロジェクトに特有の熱気あふれる雰囲気がよく伝わってくる。優秀な人材が自然と集まってきて、一時期集中的にひとつの目標に向かって力をあわせる。日本の大企業にいてはなかなか味わえない体験だ。やがて立上げ屋の時代は過ぎ、オペレーションのモードが変わって、著者もアマゾンを去ることになるのだが。

うう~ん、やっぱりね。<BR>アマゾンの日本立ち上げに重要な役割を担った著者による<BR>その顛末から見た「アマゾンの秘密」です。<P>本書から、やはり、思っていたとおり、アマゾンの<BR>サイトは、実体は巨大なコンピュータシステムだった、<BR>ということが確認できます。<P>著者の役割は当初は、マーケティング企画<BR>担当でしたので、この辺の苦労と、期待が十分伝わってきます。<P>アマゾンという革新的なビジネスの文化、<BR>社風、起業直後に大ブレイクした、<BR>ある意味IT企業、e-コマースの雄であった、内幕がよく<BR>わかります。<BR>と、同時に、その内実、本社からどんどん要員を<BR>日本に送り込まれ、結局は、米国子会社であるという、<BR>組織のあり方を考えさせられもします。<P>最後には、著者も、アマゾン・ジャパンの初代社長の<BR>長谷川氏も、結局、組織として肥大化、官僚化する<BR>アマゾンから去るのですが、日本サイトスタート時<BR>の興奮、ドッグイヤーを地でいく、その忙しさ、・・<BR>いろいろな意味で、熱気が伝わってくる一冊です。<P>私は、システム屋という観点で、また、本書は大変<BR>興味深いと思います。アマゾンのサイトって、どんな<BR>仕掛けで動いているか、って、ユーザなら不思議に思いませんか?<BR>今は違っているのかもしれませんが、2000年頃のアマゾンの<BR>システムの思想、マーケティングの思想、仕掛け、システム<BR>の構築、障害時の対応など、実話として、詳細に説明されて<BR>います。まさに、アマゾンとは、巨大で先進的な<BR>コンピュータシステムなのだ!ということが大変よくわかります。

巨大な存在感の割りに、それにまつわる情報が圧倒的に少ないAmazonという組織の、日本での誕生の経緯を知る意味では大変興味深い本であると言えます。IT興隆期の代表格筆頭ともいえるAmazonがどのように、日本マーケットに(誰にも知られず)ペネトレイトしたのか、その大きな歴史的瞬間を描いた始めての本でしょう。<P>が、ドキュメンタリー的内容以外としては「いかにして日本で成功したのか」というところは、既に多くのメディアで語られているところであり特に目新しいものはなかったように思う。<BR>システム関係で特に突っ込んでいるわけでもなく、かといってCRM戦略の根底を掘り返して解説しているわけでもない。<P>本書はビジネス書としてではなく、あくまでドキュメンタリーとして期待すれば特に期待を裏切られるようなことはないと思います。

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アマゾンの秘密──世界最大のネット書店はいかに日本で成功したか
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