社員がいつも元気でチャレンジフルなリクルート。高い収益率を上げ続けているリクルート。多大な借入金を返済してしまったリクルート。外から見ていると何だか良くわからない会社であるが、著者が様々な角度からリクルートの現場の力を解説しまた著者個人の会社への思いも感じることが出来るとても良いビジネス本だと思いました。リクルート出身者が社会で活躍している理由の一端を理解しました。この本はベンチャー、エスタブリッシュを問わず経営者の方々に読んで欲しい内容です。リクルートの社員が皆この本の中のようだとホンと恐ろしい会社ですね。
社員がいつも元気で前向き、そしてチャレンジフル。高い収益率を誇る事業。驚異的ペースで借入金の返済など非常に特殊な会社と思われるリクルート。その現場を支えるベテランビジネスマンが様々な角度からリクルートの現場力を解説してくれています。著者の捉える事実と彼の会社への思い、両面とも感じることが出来ました。とてもいい本だと思います。ベンチャー、エスタブリッシュ関わらず経営者や若手ビジネスマンに読んで欲しいと感じました。(特にリクルート在籍の若手は読んだほうがいいと一OBとしては感じてもおります。)
成果主義、能力主義をうたいながらなかなか企業風土が変わらない、社員のキャリア自律意識がなかなか現場に浸透していないと悩む人事担当者も多いと思うが、世の中的にやる気のある社員が多いと思われているリクルート。その会社の人事制度の裏にあるリクルート流の考えや価値観、現場をやる気にさせる仕組みが具体的に書かれているので、参考なると思う。また、こういった本を現場の営業担当が書いたということが、リクルートらしい。著者が営業という仕事またリクルートという会社を愛しているのだということが伝わる本である。