社内研修の指定書籍として、使用しました。<BR>ドラッカーの古典と言われるだけあって、読みやすかったです。<BR>和訳ということで、若干分かり難いような部分もありましたが、<BR>全体的にはすんなりと「ほ~、そうか」という感じ。<BR>特にp151の「優先順位決定の4つの法則」。<BR>私はこの部分を知っただけでも、大きな価値がありました。
これを名著と言わずに何とするか。<BR>この年齢まで読まなかったことを恥ずかしいと思うし、後悔した。社会人として心得るべき基本原則がそこにある。<P>しかし、社会人としての経験を経た後にこの本を読めることの楽しさもある。負け惜しみかも知れないが、社会経験の乏しい年代ではこの本の本当の価値は分かるまい。だから今で良いのだと、言い聞かせて読みふけった。<BR>責任あるマネージャーになり、どのように仕事をすればよいか迷ったとき、ここにその回答のヒントがある。まさに宝の山である。<P>ひとつだけ本文のエピソードを紹介しよう。<BR>エジソンは経営者にはなり得ないという一節がある。立派に経営者としてGEを残したではないかと思うかも知れないが、そうではない。彼には、発明の才能はあっても、経営者の才能は皆無であった。その理由は、・・・・・・・・・・・、それをここで書いてしまっては映画の結末を教えてしまうようでルール違反。<P>本書を取って、実際に読んでその理由に得心して頂きたい。<BR>後悔することはないはずだ。
どの世界、どの階層においても不平・不満をよく耳にする。<BR>「あの上司が・・・あの部下が・・・隣の部のやつが・・・」<P>仕事とはなんであろうか、管理・マネージメントとはなんなのか<BR>そんな当然な疑問に大御所ドラッカーは40年前に答えを説いている。<P>しかし、まったくその思想・理念は色あせてないく、現在のマネージメントについて書かれたどの書物より優れていると私は思う。<P>ドラッカーのメッセージは一つ<BR>「成果を上げることがマネージメントである」と。<BR>その成果を挙げる方法は何なのか。過去の事例を豊富におりまぜながら、実に役立つノウハウそして彼らしいその理由が記載されている。<P>新入社員から経営者までこの本をバイブルとして、もしくは定期的な自己検診として読まれることをお勧めしたい。