帝国ホテルの凄さを垣間見た感じがする。プロとはこういう人たちのことをいうのであろう。一糸乱れぬお客様に対する徹底振りには驚きを隠せない。すばらしい。
高校卒業後、就職。サービス業の難しさと、楽しさとを毎日学んだ。<BR>退職してから、この本に出会い、一気に読み上げました。<BR>そうだった、そうだった、、と納得しました。<BR>今では、学んだ当たり前の事が、自信になっている。
かなり前、テレビで一流ホテルについての番組を放送していた。<P>そのときはふ~んと見ていたのだが、先日古本屋で、この本を見つけて読んでみる気になった。テレビで見て、すごいサービスをするものだなという思いが非常に強く残っていたからだ。<P>サブタイトルは、「クレームを付けるお客様を大切にする」である。帝国ホテルの実践するサービスが現場の声とともに克明に記述されている。こんなところにまで気を使っているんだなあと感心させられると同時に、ぜひ泊まってみたいものだと思う。何気ないすべてのサービスによって、常連への階段を知らず知らずに歩まされるのだろう。人と人とがふれあうすべての仕事に就いている人にとって目から鱗の本になると思う。