青年が成功者と出逢い、<BR>目覚めて行く物語では、<BR>本田健著「ユダヤ人大富豪の教え」が有名ですが、<BR>これは、アラン版「ユダヤ人大富豪の教え」と言えるものです。<P>若き青年が工場経営者エベリット氏と出逢い、豊かさとは、お金とは、<BR>幸せとはというテーマでレッスンを受けて行くのです。<P>それは、本田健さんのゲラーさんとのやりとりと同じように、<BR>アランも数々のメンターとのやりとりをこの物語に凝縮しています。<P>いままでのアランの本はどちらかと言うと、<BR>中身が詰まっていてボリュームが多かったり、<BR>少し抽象的で情景が浮かびにくいものもありました。<P>ですが、これはいい！<BR>文句なしに万人にオススメです。<P>この本を読んでアランの良さ、ユーモアに隠れる<BR>真実のメッセージを受け取って欲しいと思います。<P>ちょうど私は、仕事上で窮地に立たされていたときだったので、<BR>エベリット氏とのやりとりを自分に置き換え、救われる想いで<BR>一気に読み干しました。<P>最後のエピソードが泣かせで、それは読んでのお楽しみ。<BR>ぜひ購入し、読んでみてください。<P>装丁もさわやかで、教えのエッセンスが、さらっと、<BR>しかし深いメッセージとして入っていますので、<BR>読後感がさわやかなのに、じーんときます。<P>持つだけで癒されるめずらしい本です。<P>アラン、ありがとう。