題名にあった“なにかが変わる”のその何かが知りたくて思わずこの本を購入しました。自分自身が今とても変わりたい欲求が強く、そのきっかけを探していたのだと思います。本書の中で『空気が動くと生まれてくるのは出会い』というフレーズがとても印象に残りました。人格にあった出会いが待っている、言葉、手話、コミュニケーションにおける伝え方の問題、そして自分自身のあり方の問題。人生は見え方・考え方次第でどうにでもなるのだということを著者の丸山さんは伝えたかったのだと思いました。私たちの誰もが決して一人だけでは生きていけない存在なのだから、自分自身が日頃どうあるべきかを問いただしていかねば・・・と思います。念ずれば花開き、夢を希望に変えて生きていこう!読み終えた今そう誓える本でした。
最初から泣かせていただきました。よかったよかったこの本に出会えて。本気で腹を決めて生きていきます。そう宣言したくなりました。読後感最高です。<BR>空気に爪を立てて動かすように、私もがんばります。
丸山さんのことは、教育テレビの手話ニュースへの出演で随分以前から知っていました。その後芸能活動を独自でやりはじめたことも、NHKの何かの番組で観た記憶があります。最初は健常者が見ても、面白い人だなという印象。タレント活動をすると知ったときは、正直ちょっとやりすぎじゃない?と、思いました。それから何年もたって、友人にこの本を薦められました。あの丸山さんの本だと知らず読んですぐ、知らないうちに本まで書いてたんだと感心しました。電車の中で読んでいて不覚にも涙が出そうになりました。丸山さんは等身大の自分を、かっこ悪さも含め、隠すことなく書いています。いいかっこしいの私は、こんな生き方を見習うべきだと思いました。