最初の読み始めは?という違和感がありましたが、<BR>途中からぐんぐん引き込まれていく楽しさで、<BR>気がつけばたくさんのメモを取っていました。<P>またいい本に出会えました。お勧めリストに加える一冊です。
読んで直ちに、「面白い」と膝を打ちたくなる本だ。<P>著者が経験した「すごい会議」が実践の経験付きで書かれているのだから、十分な説得力があるうえに、軽妙な筆致が相まって、最後まで「楽しく」読める。堅っ苦しいビジネスのノウハウ本は、正直、「全敗してるぜ」と思ってしまう。<P>もちろん、著者達が経験した「すごい会議」がすぐにできるとは自分には考えられない。そこに関わったパーソナリティは全然、違うはずだし、コーチ役の人柄にも左右されるに違いないのだ。<P>それでもなお、「すごい会議」が自分にもできると思えてしまう。やってみたいと思ってしまう。プラス、やってみるぜ、という勇気をこの本は与えてくれる。方法論もさることながら、その気にさせるという点で、この本は名著だ。
「会議の進め方を読み物風」に書いてあり、面白く読めます。<BR>ただし、言葉どおりに「ハウツウもの」のつもりで読んでも<BR>得る物は少ないでしょう。<BR>そういう意味では、読み手の人生経験や理解力により、良くも<BR>悪くもなる本です。<P>著者が伝えようとしているのは、「有効なコミュニケーション<BR>のとり方」であり、そのキーとなる「ことば」「物言い」<BR>「心構え」「胸の奥にある隠れた意見」などの「ヒダ」を埋める<BR>ことの重要性と、それを埋めることによりメンバ間の意識合わせ<BR>を密接に行うことができるというものである。<P>そして、メンバ間で密接な意識合わせをして行きながら、実行計画<BR>に落とし込む方法も記している。<P>この本で言っている「会議」は2人以上でなくても有効である。<BR>つまり、自分自身での「ひとり会議」にも応用できるところが良い。<P>(本のタイトルは、本を手に取ってもらうための販売戦略なので、<BR>とやかく言っても、あまり意味がありません)