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| 猫語の教科書
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ポール ギャリコ
Paul Gallico
灰島 かり
スザンヌ サース
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飼い主、いえ、飼わさせていただく者として、とってもためになる一冊。猫が好きな、猫のつれない仕打ちが、何かを語るかのような絶壁の後頭部にぞくぞくする者必携!読後「わんこのような忠実さがなくてもいい、私はあなたの永遠の下僕です」と、幾人の猫好きが言ったことか・・・。ぶるぶる。世界の猫奴隷に捧げる書。 猫による仔猫へのアドバイス本。<BR>でも、人との接し方、犬への苦言等とても参考(?)になる。<BR>猫好きならではの作品とは言え、そうでない人にもお勧めできる。 ポール・ギャリコ夫妻の猫に対する愛情が全編から伝わってくる作品です。挿入の写真も、どれも可愛くて何度も見ました。<BR>冒頭の連続で撮られてる”タイプを打つ猫”なんてカワイ過ぎて笑ってしまいます。ユーモアにも溢れた作品です。<BR>ほんわかしたい気分のときにでも読んで欲しい本ですね。猫好きなら、「わかる!わかる!」と、笑ってしまうトコが沢山あります。まさに猫好きじゃなきゃ書けない本かもしれません。ポール・ギャリコさんがますます好きになりました。
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