北欧、特にスウェーデンの自然とライフスタイルについて詳しく書かれている。最初はガイドブック的な要素が多く含まれているのかと思ったが、いやいやど~~して、、。作者自身が興味のあるエコや自然、食について自身が歩き、その時その時の感想や意見・そしてそこで働く人をわかり易く、深く、濃く紹介している。またたくさんの写真も素敵だ。写真の挿入はベストの位置で入っており、文章の軽快さと相乗効果がある。作者の北欧に対する想いが伝わってくる1冊だと思う。<BR> 作者はスウェーデンの街のあちこちにある森についてこう述べている。『・・・それでも森の沈黙にしばらく身を委ねていると、違和感も次第に薄らいでくる。森の大きな力に包まれて、体の緊張がじわじわとほぐれていく。その解放感を一度体験してしまうと、もう生半可なヒーリング体験では驚かなくなる。北欧の自然の底力をつくづく感じさせられる・・・』と。北欧の人々が自然を大切にし、また普段の生活の一部として大切に森や水に接している。自然とともにくらす・・・。とても訪れたくなる気持ちにさせられた。
ナチュラルライフを求めて、スウェーデンとデンマークを旅する中で出会った人や物について、若い女性の観点から書かれた本。全体にセンスのよさが感じられる。<P>ナチュラルライフをテーマに、オーガニック食材を使ったレストラン、<BR>デザイナー、ホテルなどについて書かれている。<P>一般のガイドブックのように情報量は多くはないけれど、一つ一つの場所を実際に歩き、感じたことが書かれていて、深く掘り下げられている。<P>旅行記であり、ナチュラルライフのガイドブックであり、エッセイの要素もありの何度読み返しても楽しめる本。<P>この本が、読者それぞれのまた更なる北欧への興味を引き出すのではないかと思う。
なんといっても、オーガニックガーデンの庭師、女性シェフの魅力的なこと。<BR>すぐにでもいって会いたいと思ってしまった。<BR>北欧の人達のくらしかたや建物、風景などの写真がとにかくきれいで、おすすめです。<BR>私も何度も読み返しては、いい気持ちになっています。