俺もこの人とは友だちになりたい、とエグザイルスの頃から思ってた。この人ぐらいなら世界中どこでも行けるでしょ、たぶん。絶対一緒に旅とかしたらおもしれーと思う。英語はできるし、どんな人間ともコミュニケーションとれそうだし、知識あるし、リスペクトし合える友だちになれたら最高だと思う。今回はモロッコってのがよかった。モロッコ旅ガイドとしても使える。
前回のエーゲ海の旅に続くモロッコ編である。今回のパートナーは前回エーゲ海の時と同じくHABU。そしてロバートのオーストラリア時代からの友人のツカサ。3人のソウルメイト達の珍道中日記だ。<P>ロバート氏の著書「エグザイルス」からのファンにとっては一緒にあの頃の時代に戻ったような懐かしさ、そして自分自身も昔からの友人として一緒に旅しているような錯覚に陥る。<P>出会い、再会、氏の旅は彼の人生同様シンクロニシティーやドラマで満ち溢れており、今回の旅も例外ではない。<P>思い描いていた事と違う現実、幻滅、哀しみ、瞬間が内包する永遠性<BR>も、もうひとつのテーマして地下水脈のように流れている。<P>またHABUの写真もその時のバイブレーションに満ちている。氏は空や雲をモチーフにして作品を発表しているが、今回の写真は旧友との旅の写真ということもあり、暖かい友情を感じ、またどこか切ない印象も受けるのだ。