復習を一定期間おいて反復した方が記憶の歩留まりがいいとか、速読<BR>が有効であるとかの話は類書でも述べられているとおりで、特に目新<BR>しいものはない。<P>本書の特徴は頭脳地図がなぜ有効であるかということを理論的に説明した<BR>ところにある。確かにこの頭脳地図を描く方法はある学問分野には有効であ<P>ろうが、どのように具体化していくのかの具体例をもっと出した方が読者<BR>には分かりやすかったろうにと思う。<P>たとえば理数系の本をこの頭脳地図にあてはめるのはかなり難しいのでは<BR>ないかと思う。しかし本書の方法は特に社会科学の分野では威力を発揮す<BR>るであろう。
この本には頭の回転を良くするテクニックが色々書かれています。<BR>単に1回読み通すだけでは効果が薄く、この本に基づいた実践が重要です。
MindMapはトニーブザンが提唱した発想法・情報整理法らしいですが、この本を読んでも、結局のところ実践できないと意味がないってことがあります。<P>基本的には、ノート整理術のようなことを書いており、ノートに情報を整理していく手法が紹介されています。が。。。<P>私は、ツールとしてMindManagerをお勧めします。世界的に有名なMindMap作成ソフトです。<BR>フリーウェアでは、FreeMindなどもあります。<P>やっぱり、本を読んだだけでは、ピンとこないところがありましたが、実際に使ってみるとこの発想法のよさが非常によくわかりました。<P>概念とツールはセットであるべきといういい典型でしょうか??