漠然と読む本ではありません。<BR>しっかりとした目的意識を持ってよめば、かなり入門的でお手軽に読める本でしょう。<BR>しかし、ここに書いてあるだけで満足してはだめで、次のステップに進むためのものと思って読みましょう。
同じマッキンゼー関連のビジネス書としては「マッキンゼー式 世界最強の仕事術」よりは明らかに役に立ちます。 どっちか迷ったらこちらを買うべし。 (読み物としては世界最強~も面白いんですけどね)<P>速攻効き目あり、って感じでオススメです。 会社で「MECE」を流行らせよう。<P>ただ、惜しむらくは、<P>・この本自体がMECEでない。内容の重複、余事多し。MECEにまとめれば半分以下の厚さで済むと思うのですが…。<P>・章ごとの例題に解答例がほしい。こういう本って、みんな通勤電車の中で読んでると思うんですけど、例題を考えるためにペンを取り出して階層図書いてなんてできないですよ満員電車の中で。
漠然と考えていたこと、なんとなくだが知っていたことを体系的に整理できる本です。類書に比べて圧倒的に読みやすく、一気に読み終えました。企画書・プレゼン資料作成の際には、個別に対処するのではなく、一定の共通ルールに従ってできそうです。はたして、上司・顧客がレポートのロジックを理解してくれるか(ロジカルな脳みそを持っているか)?は別ですが・・・。 できれば、思考の過程だけでなく、レポートにまとめる際の技術や完成後のイメージも解説してもらえれば完璧でした。