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| Think! 2005年春号
(
東洋経済新報社
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様々な分野のプロ達が寄稿しており価格の割りに贅沢な内容。個人的には池谷氏の脳の海馬について書いたもの、山田ズーニー氏の論理的・機能的・共感の得られるビジネス文章力の高め方など参考になった。「Think」に相応しい内容のものが中心。ビジネスパーソンとして総合力を高めたい人には参考になる。
この雑誌ははじめて読んだのだが、驚きの連続であった。実践的思考力アップのためにはぜひとも読んでいただきたい一品である。大前研一、柳井正をはじめ、ビジネス界における“Thinking”の達人が、そのトレーニングや着眼点を指南する。エグゼクティブ必読である。今月号はマーケティングについての記述が優れている。学校で習う理論の意味と、マーケティング戦略成功へのポイントが解説されている。経営理論は実例の後に来るようで、例えばテレビや雑誌の広告を見る。その後に『ああ、これはSTPがしっかりしているな』『これはライフサイクルの成長期戦略だろう』と、情報を整理することにより、発想を鍛えることになるのだという。大げさかもしれないが、斎藤嘉則『戦略シナリオ』を雑誌にしたようなものだ、と僕は位置づけている。<BR>ただ、出てくる人間が皆、一流大学のエリートばかりというのがイヤだ。やはり考える(Think)こととは、エリートの専売特許なのだろうか。例えば僕を初めとした、三流大学卒で地方の営業マンなんかをやっている奴には、一生その機会はないのだろうか。<BR>この雑誌を読んで、ふと、考えてしまった。
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