この本には話ベタを克服するためのヒントが満載です。話ベタの原因から克服する方法、さらにはスピーチやプレゼンテーションのテクニックまで親切丁寧に解説されています。<P> 営業職に就いている私は人前で話すことが多いのですが、いまだに自分が満足のいくシャベリができません。この本には、そんな私が参考にできる克服方法が説かれていました。<P> 克服方法は人それぞれだと思いますが、最も重要なことは著者が最後に書いている「少なくとも最低6回、繰り返し実行する」ことです。<P> 私も7日間で克服するのは絶対に不可能ですので、先ずはトレーニングをくり返すことから始めます。
この本は7日分に分けて構成しています。1日分は約30ページです。精神的な部分や技術的な部分のどちらにもそれなりに述べてくれています。基本的なこと(「話す前に前もって準備をしておくこと」・「気持ちをこめる」「否定的なことを言わない」)などだけでなく、技術的な基礎(「ワンセンテンス・ワンパーソン【話のワンセンテンスごとに一人の人を見つづける】」・「話をする時は体ごと向いた方が良い」・「声は聴衆の一番後ろに聞こえるように合わせる」)、場面によってことなる技術的な話法には「ヤジられた時・反対された時」・「話の結論を見失った時」・「いいにくい意見をいいたい時」・「相手の意見を否定したい時」・「クライアントの機嫌が悪い時」とか結構、そういった基礎から応用の話があって、しかも著者のまとめ方がうまいので、読みやすかったです。あぁ「そういう方法があるのかぁ」と参考になることが結構多かったので良かったです。
スピーチやプレゼンテーションにはさまざまなテクニックがあるということを<BR>この本を読んで初めて知りました。私もスピーチやプレゼンの経験がありますが、<BR>大変緊張しました。前もってこの本を読んでおけばと思います。<BR>でもタイトルには7日間とありますが、一週間では克服はできないでしょう。<BR>日々の練習が大事です。