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| バイオサイエンスの統計学―正しく活用するための実践理論
(
市原 清志
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t検定、U検定、分散分析、Kruskal-Wallisの検定、カイ2乗検定、フィッシャーの直接検定、相関係数(ピアソン、スピアマン)などの一般統計に関しては、この本の右に出るものはないと思います。<BR>やさしく書いてあるので初心者でも読めますが、詳しい部分もあるので中級者にも適していると思います。<BR>この本にプラスして、統計ソフトの解説書を買えばよいと思います。 統計を学ぶ人の中で平均値などの基本的なことがわかった人<BR>が次にみるのにはおすすめです。独学で学んでいての素朴な疑問<BR>に答えてくれます。そして雰囲気をつかむという点ではベストです。<BR>ただし数学的なところはほとんどなく、例題のようなものもありません<BR>ので本気で統計というものを学ぶ、実際に使ってみての疑問というのには答えていません。 基本的な検定を統一的な記述方でわかりやすく説明している。どのような検定を行ったらよいかすぐにわかる。第9章は実際に検定を行う際の考え方や落とし穴が分かり面白い。数学的に理解しようとすれば別の一冊が必要。
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