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| トヨタ生産方式にもとづく「モノ」と「情報」の流れ図で現場の見方を変えよう!!
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マイク ローザー
ジョン シュック
Mike Rother
John Shook
成沢 俊子
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トヨタ生産方式を少しかじった者ですが、ものと情報の流れ図についての解説本は希少です。<BR>翻訳物のためにわかりにくい部分はありますが、内容については納得できます。<BR>反面、トヨタ生産方式の入門書ではないので、その点は期待しない方が良いです。
何故最初に日本でこの本が出ないのか!アメリカのトヨタで働いた経験のある筆者がトヨタ生産方式の解説を英語で出版し、それが逆輸入されたもの。トヨタの手法をアメリカ的合理主義で観察して図解されたこのテキストは、紙と鉛筆を持って現場に行け!と訴えるとても日本的なモノ。アイコンや図示のコツがかかれていて、これなら現場点検が誰でもできて、問題が顕在化するだろう。だまされたと思ってまず手にとって現場に行ってください。
トヨタ生産方式にもとづく「モノ」と「情報」の流れ図で現場の見方を変えよう!!
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| ポルシェ、トヨタ、プラット&ホイットニーなどの変革に影響を与えた「リーン思考」を実践するためのツール、「バリュー・ストリーム・マップ」について解説した書。リーン思考とは、少ない資源でより多くのことを達成するムダのない生産方式のことで、ウォマック博士をはじめとする研究者が、トヨタ生産方式を分析し、日本語圏以外の人々にも理解しやすいように名づけた理論である。(詳しくは『Lean Thinking』か、原書の邦訳『ムダなし企業への挑戦』を参照) <p> 本書は、このリーン思考を実践している多くの企業がうまくいっていないのは、改革のステップに誤りがあるからだと指摘し、流れ図を用いることで全体を概観し、かつムダを省く方法を提唱している。流れ図を用いることのメリットの説明から始まり、具体的な流れ図の書き方、サイクルタイム(C/T)や付加価値時間(VA)、リードタイム(L/T)といったリーン指標の説明まで、全体最適を実現するために必要な情報がわかりやすくまとめられている。巻末に「バリュー・ストリーム・マッピング・アイコン」の一覧があり、参考になる。 <p> 著者が序文で言っているように、現場では「Just do it!」が基本だが、このバリュー・ストリーム・マップを使えば、容易に問題点を見つけ出し、改善することができる。TOCの基本を説いた『ザ・ゴール』と併せて読みたい1冊である。(土井英司) |
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