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| 適正在庫のマネジメント
(
勝呂 隆男
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前作より読みやすく、且つ洗練された内容に仕上がったと思う。古典的な手法を踏まえながらも、実践的、斬新な視点で、より体系的に整理されている。<BR> ほぼ語り尽くされた「在庫」というテーマに対して、正面から取り組み、改めてこれだけ語れる内容があるものかと感心させられる。<BR> 新しい在庫理論に関する手法も、今回は更に具体的に記述されており、個人的には、大変納得できる一冊だった。 著者の前作である「適正在庫の考え方・求め方」を更に深く踏み込んだ内容となっていました。<BR>現在多くの企業で「物流改善」が経営テーマになってきていますが、最終的には在庫管理・削減に辿りつくのだと思います。<BR>また、物流ABCについても最終的には在庫に辿りつくテーマだと思います。在庫は悪ではないが、多くても少なくても良くなく適正であることが求められています。では「適正」とはどの程度なのか、どれだけの在庫があれば適性なのか、についての考え方のヒントを盛り込まれています。一見の価値有りではないでしょうか。
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