ピーターラビットと歩くイギリス湖水地方―ワーズワース&ラスキンを訪ねて みんなこんな本を読んできた ピーターラビットと歩くイギリス湖水地方―ワーズワース&ラスキンを訪ねて
 
 
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ピーターラビットと歩くイギリス湖水地方―ワーズワース&ラスキンを訪ねて ( 伝農 浩子 辻丸 純一 )

私は湖水地方在住でガイドをしているものです。先日お客様がこの本を持っていらっしゃるのを見て、「すみません、ちょっと見せて頂いてもよろしいですか・・・」と拝見させて頂いたところ、とっても詳しい内容にびっくり!お客様も「とっても詳しくて面白いですよ。おすすめです!」とおっしゃっていました。特にピーターラビットの作者、ポターさんのおうち、ヒル・トップは中でガイドをすることが禁じられているためお客様自身で回らなければならないのですが、この本の中には間取り図付きの詳しい説明があるのでとっても役に立ったとのことです。私が日本にいる時はまだ発行されておらず、入手できなかったのですが、急遽家族に頼んでイギリスまで送ってもらいました。今では私のバイブルで、毎日のように持ち歩いています。とっても詳しく興味深い内容の紹介が美しい写真と共に掲載されていて、間違いなく、湖水地方を回るにはベストのガイドブックだと思います。また、ホテルやレストラン、美術館などの紹介も、ありきたりのものではなく、筆者が自分の足で歩き、目で確かめたおしゃれでセンスのいいところが多く載っていると思いました。これから湖水地方へのご旅行を計画の皆さま、ぜひこのガイドブックを一緒に持ってこられることをおすすめします!

~あまり大きな声では言えないんですけど、ボクはディズニーランドがかなり苦手です。<BR>なんだかプランナーの手のひらで遊ばされているような気がして、全然楽しくないんですよ。<BR>子供が出来てから、掟を破って1回だけ行っちゃいましたけど、<BR>やっぱり生理的にダメでした。リラックスできません。<BR>そこへ行くと、イギリス湖水地方の、なんとのどかで、心休~~まる風景・・・。<BR>ピーターラビットのものがたりが誕生してから100年以上も経っているというのに、<BR>舞台となった風景が当時のままだなんて、日本だったら、ありえなーい、ですよ。<P>この本、写真がたっぷり。原書の挿絵もたっぷり。<BR>どれもこれも、物語と全部リンクしているのでビックリです。<BR>まるで絵本の中に迷い込んだような心地よい錯覚・・・~~。<BR>かなり丁寧な取材旅行をしたんでしょうね。★★★★★5つです。<P>ところで主人公ピーターのモデルになったウサギの名前は「ピーター・@@@@」!<BR>ロンドンの市場で4シリング6ペンスで買ったベルギーウサギ!<BR>作品中のいたずらなピーターとは違って、性格は温厚で素直だったとか。<BR>な~んていうトリビアなウラ話もたっぷり。<BR>ピーターラビット~~ファンは、けっこう楽しめるかなりお得な本ですよーー。~

ピーターラビットのビアトリクス・ポター,桂冠詩人ウィリアム・ワーズワース,啓蒙家・画家であったジョン・ラスキン.その3人のキーワードは,言わずもがなイギリス湖水地方であるが,湖水地方を旅すると,図らずもその3人のゆかりの場所を訪ね歩くことになる.彼らの作品の中に,湖水地方の代表的な美しさや人々の生活が凝集されていると言ってよい. <P>初めて知って驚いたのは,ピーターラビットのイラストに描かれている場所の多くは,ビアトリクスの想像ではなく,実在していた場所であり,それが現在も実在しているということである.それもほとんど手が加えられることなく,1世紀近く経とうとしている.それを知っていれば,ピーターラビットを読み直してから湖水地方に行くべきであったと後悔する. <P>本書ではポイントとなる,B&Bやショップの紹介もあるし,生前のビアトリクスを知る人のインタビューもあり,ガイドでもあるし,ピーターラビットのファンも読み物としても読める. <P>それにしても,ビアトリクスという女性は,厳格なお嬢様として生まれ,ストイックな生き方を実践した典型的な19世紀の英国女性であることがわかる.そして,彼女を知る当時の子供たち(現在は老人)にとっては,うるさい風変わりな存在であったようだ.

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ピーターラビットと歩くイギリス湖水地方―ワーズワース&ラスキンを訪ねて
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