今まで出ていたローソク足チャートやテクニカル分析の本と比較して非常に具体的でわかりやすい。<BR> また、実例が豊富で解説してあることを実例で検証できるところがわかりやすくてよい。よくあるチャートの難しい説明を読んでも、実際にどういう場合に使えるの?といった解説書が多い中具体的でわかりやすい。<BR> 特に心理面での分析や相場状況の分析は参考になった。
チャート分析を基本に投資を考えている人のためのガイドとして、良書。投資家心理の分析についての記述も興味深く、また、「勝つ」ためのハウツーについても、サンプル図と共に、チャートの実例がふんだんで、非常にわかりやすい。
「チャートは相場の動きをすべて織り込む」と言うように、チャート分析は重要だが、中でもローソク足は絶対だ。その足について、人間の心理状態と絡めて56種を体系的に解説した本は類書がなく、まさに「優れ本」である。目の前のチャートの裏に、投資家が何を思い、これからどう動くか、を理解していれば、自分の行動をどうすれば勝てるか、を教えてくれる。索引あるのもいい。欲をいえば、各チャートの有効度(ダマシにならない割合)や出現頻度がランク付けされているとありがたい。