つい【読みやすい】と書くと、【カンタンに読めてしまう】という風に<P>思われがちだか、【具体的なので】【読みやすい】のである。<P>今まで、解ってはいたけれど、脳内で体系化できにくかったものを<P>いくつも貴書より、うかがい取れました。<P>わたし自身、多くのビジネスを抱えていますが、多くのシーンに<P>活かせていきたい内容です。
この著者の視点は面白いです。<BR>戦国マーケティング株式会社の代表で、ランチェスター戦略のコンサル<BR>タントです。<BR>著者自身、歴史が大好きということもあり、戦国時代の織田信長の戦いぶりと現在の混沌とした市場状況を重ね合わせて解説されています。<BR>わかりやすいんですよね。<BR> <BR>著者自身の人生の戦略もランチェスター戦略です。<BR> 「MBA」のような学究ではなく、かといってすぐに廃れるノウハウではないランチェスター戦略を選んだ理由とか、「戦国マーケティング」という名称とか、なかなかユニークな視点です。<BR>ランチェスター戦略と言う言葉は随分前から知ってました。<BR>前職で飛び込みセールスをやってたときに聞いてました。<BR>当時はABC分析とか訪問頻度とか「科学的」側面ばかり強調されてたような気がします<BR>それで、ちょっと「嫌な」感じがつきまとってました。<BR>当時はやらされてた仕事感が強かったのかな?<BR>10数年前です。<BR>現在のような市場状況で「販売戦略」に限定しない視点で捉えると<BR>使える戦略だと実感できました。<BR> <BR>各社の事例が42例、歴史の事例が14例と豊富で自社のおかれている状況と照らし合わせて読むことができます。<BR> <BR>また、最後に個人にどうやったら活かすことができるかという視点でも書かれていました。<BR>こちらもなかなか参考になりましたよ。
この「戦略」がたどって(伝道されて)きた経緯上どうしても似たような話が多くなってきています。<BR>ランチェスター本の多くが似たり寄ったりの話で、ただ文章を変えただけというのが正直なところです。<P>この本も根本は同じなんですが、例題やたとえがわかりやすく、またひょっとすれば自分のビジネスにも有効では?と感じさせる箇所が多々出てきます。<BR>そういう意味で言えば、「ヒント」本としてはそこいらのマーケティング本よりよほど効果的です。