同シリーズ憲法に続く第二弾として出版された。<BR>参考書と問題集のセットで初めての試みとなっており大変素晴らしい。<P>だが、カスタマー氏の「ロー対策本と明記した方が」良いという<BR>アドバイスを受け帯の言葉を変更したような印象を受ける。<P>帯のコメント<BR>「使える知識として頭に叩き込むことを第一に考えた」<BR> ↓<BR>「法科大学院入試や大学の試験対策にも最適な」<P>内容は、発想としては大変斬新である。<BR>ただ、日本語が若干変な印象を受けるので☆一つ減らして4つにしました。<BR>あとは、商法をどれだけ早く書けるかどうか、受験生の本心から<BR>言うと下三法を先に書いて欲しいというのが望みです。<BR>年内に勉強しないと、恐らく直前にしか勉強できないというのは<BR>司法試験の受験経験がある方なら合格者なら当然把握しているでしょう。<P>著者自身が「司法試験に受かっていない人が私をバカというのは」<BR>おかしい旨を常日頃HPなどで発言しているので<BR>「新司法にも国家公務員Ⅰ種にも受かっていない人が<BR>新司法の行政法のテキストを書くのはおかしい」という批判に<BR>耐えられるかが今後の展望と言って良いと思われます
資格試験に向けて法律を勉強していると、択一式の問題なら解けるが論文となると書き方が全く分からない。もしくは、他の参考書で論証パターンは学んだが、それを論文のどこで使えば良いか分からないということがあると思う。この本は典型的な論証の後に、その論証を使用した解説も豊富な問題を配置することでこれらの問題を解決してくれる。問題における著者の着眼点も高度であり、適切な言い方か分からないが、本当におもしろい。司法試験やロースクールの受験生だけでなく、論文の書き方に不安のある法学部生等が使用しても有用だろう。<BR>