自衛隊の人が書いている認知療法の本と聞いて、どんなカンジなのだろうと思っていましたが、とてもよかったです。鬱に対する説明もとてもわかりやすかったですし、中に書いてあるプチ認知療法も、すっきりと即効性がありました。何と言っても、「どんな状態でも自分を受け入れて、愛しく思う」、というのが励みになりました。あんまりにもしんどい人は、読むのも大変かと思いますが、少し軽くなってる方ならとても役に立つ本だと思います。
うつの症状の解説はほとんどありません。<P>「うつ」といっても色んな症状や段階の人がいますが<BR>この本は、どんな状態の人でも活用出来る良書だと思います。<P>また認知療法の本の中でも特異なものだと思います。<BR>特に失敗してもいい、とか、おわりから読めとか<BR>目からウロコの本でした。<P>堅苦しい説明が一切ないので大変読みやすかったです
私はウツ病にかかり治りました。それから数年たって最近この本に<BR>出会いました。「もっと早くこの本に出会っていれば!」<BR>縁なんてそんなものかもしれませんw<BR> 私も認知療法は、論理療法と合わせて10年弱やりました。でも<BR>正直考えなくてはならないので、大変なんですよね。<BR> また、結局頭だけで考えても「体験」「経験」が伴わないと自信に<BR>つながりにくい。疲れている時やうつの時に頑張ってやってみると、<BR>かえって酷くなったりする事も。皮肉なものです。<BR> その辺の弱点を生かして、この本は書かれています。良い点は<BR>1、戦略と戦術(治す方向性と具体的な治し方)を意識して書いている<BR> さすが自衛隊!<BR>2、具体的な治し方の実践する心構えが無理なくて良い<BR>3、治し方の種類が豊富<BR>4、なぜ?うつになるのか?その理由がわかりやすい。そして理由が<BR> わかるから、実用的な方法をやってみようという気にならせる。<BR>なので、認知療法の弱点を生かした実用本として評価できます。<BR>注意:認知療法や論理療法も非常に有効な面が多くあります。