この本は、通常の六星占術で扱う12年サイクルの運気ではなく、10年ごとに<BR>移り変わる「宿命運」(大運とも呼ばれる)について説明した本である。<BR>ただし、これは一般向けの入門書であって、占いのプロ向けの書籍ほど詳しく<BR>込み入った説明はない。<BR>大運については、今まではプロ向けの四柱推命や算命学のテキストを読むしか<BR>なかったので、一般向けにわかりやすくという意図で書かれているのは画期的である。<BR>また、六星占術を知らない人でも読める構成になっているので、六星占術に懐疑的な<BR>人にも一応おすすめできる。<P>マイナス点は、「あなたを崩壊させる」という宣伝文句が本文とは微妙に違うこと<BR>(失敗すると悲惨な結末になるが、逆に大成功をつかむこともできる、というのが<BR>本文の主張)と、用語が他の流派と大きく異なっていること。他の流派には<BR>「宿命天中殺」という用語があるが、これと「宿命大殺界」は全く別物である。
本書で調べたら、私の宿命大殺界は幼少の頃に訪れたようです。<BR>確かにツラいことが多かった。喘息を患ったり、虐めに遭ったり。<BR>どうしてこんな悪いことばかり起こるんだろう、と思っていました。<BR>細木さん曰く『陰転』(宿命大殺界のパワーが悪い方へと作用)<BR>してしまったのでしょうね。<BR>幼少期の宿命大殺界は、家族にも災いが及んでしまうそうで<P>確かに、それも的中していました。<P>でも、あんなツラい時期はもう2度と訪れないんだと思ったら<BR>妙に元気が出ました。そういう意味でも、読んで良かったです。<P>一方『宿命大殺界』は、恐いことばかりではないらしい。<BR>当人の生き方次第で、そのパワーが陽転(良い方向に作用)<BR>して、凄い事を成し遂げられる方もいらっしゃるそうです。<P>自分が、こうしてこの世で悩んだり笑ったりしながら<BR>生きられるのは、先祖や家族の存在があるお陰なんだなぁと<BR>感謝する気持ちを、この本は思い出させてくれました。
テレビで人間の寿命は120歳、と細木先生はよくおっしゃってます。私は最近、色々あり体調を崩し、そういうこともあって細木先生の本を読むようになりました。お墓参りの大切さ、先祖に対する感謝の気持ち、とても勉強になりましたし、反省させられました。また、この本を読むことによって、人間にはある時期注意しながら生きていかなければいけない時期って言うのがあるんだな、と痛感しました。今の自分自身が当たっていたので恐ろしくなりつつ、皆さんも一読して幸せをつかんでいただきたいと思いました。人間、120歳まで生きるのも夢じゃないと思います。