「チェ・ゲバラのTシャツを着ている若者よ!」<BR> ・彼は何を成し遂げた人か知っているか? <BR> ・彼は信念をどのように貫いたか知っているか?<BR> ・彼の純粋さを少しでも知っているか?<BR> この本には彼の残した文章や手紙が所々に載っています、彼の深い心情や周りの人に対する正直な心が分かります。細かい描写や地図がありキューバやラテンアメリカを知らない人でも読んでいて分かりやすい。私は涙が出そうなくらいの彼の純粋さに心打たれました。家族や愛する人又自分の命を犠牲にしてでも貫く自分の信念、貴方にもありますか?<P> これを読めばかなり彼のことを深く知ることが出来きる一冊。彼の生い立ちから恋愛・キューバ革命それから死までが詳しく書いてあります。何冊かゲバラについての本を読みましたが彼の一生知りたいならこの本が一番だと思います。もし知らないないでこれからもそのTシャツを着るのなら、その前にわずかな時間と¥を投資して是非この本を読んで欲しい。そのTシャツの価値が自分の中で間違いなくガラリと変わるはずです。
本書は私が尊敬してやまないチェ・ゲバラの一生が綴られています。<P> こういう本は著者の知識をひけらかすかのように難しい文章で綴られていることが多々あります。<BR> しかし、本書はそういうことが全くなく、さすが直木賞受賞作家、とても読みやすい文章です。<BR> ただ、そうなるとこんどは内容が薄っぺらいのではないかと心配してしまいます。<BR> しかし、それも杞憂に過ぎません。<BR> 読みやすくかつ内容の濃い本書のような本は珍しくかつ貴重だと思います。<P> チェに関する本は現在日本でも多々出版されています。キューバ革命についてはもちろんのこと、彼が鬼籍に入ったボリビアについてのものも多々あります。<BR> ただ、コンゴでの彼の活動について書かれているものはほとんどありません。<BR> そんな中、本書ではそのコンゴでのチェの活動についてかなり詳細に綴られています。とても貴重だと思います。<P> 本書はいろいろな意味で貴重な本ではないでしょうか。<P> ソレデハ…
とりあえずこれを読めば彼の一通りの人生が解ります。特にチェの日本滞在の部分はかなり細部まで細かく書かれてますね。当時の日本人はあまり彼に興味を示してはいないようですが。。(当時チェに都民の鍵を渡した都知事は”軍服を着た髭面の男に会った”程度でしか覚えてないようで。)チェ・ゲバラの名前程度しか知らなかった私ですがこれをよんで彼の人生は勿論、当時のラテンアメリカの情勢、などなど色々理解できました。