2歳の子供が寝る時に読んでいます。<BR>「ちびうさぎ」と「でかうさぎ」が、眠る前に交わした会話が<BR>ストーリーになっています。<BR>「ちびうさぎ」は、一生懸命に、どれだけ「でかうさぎ」のことが好きなのかを説明しますが、どうしても「でかうさぎ」には、かないません。<BR>子供は、この本のことを「ちびうさぎとでかうさぎの本」と呼んでいます。<P>とても静かなお話で、この本を読んだ後、電気を消すと、スーッと眠りの世界にはいっていけるようです。<P>「ちびうさぎ」と「でかうさぎ」の関係は、ストーリーの中にはでてきません。読む人によって、親子になったり、恋人同志になったり、友達同志になったり、夫婦になったりすることでしょう。<P>ステキなお話です。
仲良しのチビウサギとデカウサギ。「どんなにきみがすきだかあててごらん」。ふたりは、どんなに自分が相手のことを好きなのか、伝え合います。「ぼくはこんなに」「ぼくはこんだけすきだよ」。体いっぱいを使ってお互いへの気持ちを表現して、それでも伝えきれないくらい大好きで・・・デカウサギの最後の一言がとっても素敵です。大切な人に贈りたい本。
“ちびうさぎ”と“でかうさぎ”がお互いに相手のことをどのくらい好きかを広さ・長さ・高さ・距離に例えて表現するので、「as~as」表現がたくさん出てきて、1冊読むと「as~as」の使い方を自然にマスターできます。<BR>また、“ちびうさぎ”は“でかうさぎ”にいつもかなわないために「あのくらい○○○だったらいいのになぁ。」という「I wish~」の表現もよくでてきます。<BR>どんな年代の方が読んでも興味を持てる本だと思いました。