どんなにきみがすきだかあててごらん みんなこんな本を読んできた どんなにきみがすきだかあててごらん
 
 
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どんなにきみがすきだかあててごらん ( サム マクブラットニィ Sam McBratney Anita Jeram 小川 仁央 アニタ ジェラーム )

2歳の子供が寝る時に読んでいます。<BR>「ちびうさぎ」と「でかうさぎ」が、眠る前に交わした会話が<BR>ストーリーになっています。<BR>「ちびうさぎ」は、一生懸命に、どれだけ「でかうさぎ」のことが好きなのかを説明しますが、どうしても「でかうさぎ」には、かないません。<BR>子供は、この本のことを「ちびうさぎとでかうさぎの本」と呼んでいます。<P>とても静かなお話で、この本を読んだ後、電気を消すと、スーッと眠りの世界にはいっていけるようです。<P>「ちびうさぎ」と「でかうさぎ」の関係は、ストーリーの中にはでてきません。読む人によって、親子になったり、恋人同志になったり、友達同志になったり、夫婦になったりすることでしょう。<P>ステキなお話です。

仲良しのチビウサギとデカウサギ。「どんなにきみがすきだかあててごらん」。ふたりは、どんなに自分が相手のことを好きなのか、伝え合います。「ぼくはこんなに」「ぼくはこんだけすきだよ」。体いっぱいを使ってお互いへの気持ちを表現して、それでも伝えきれないくらい大好きで・・・デカウサギの最後の一言がとっても素敵です。大切な人に贈りたい本。

“ちびうさぎ”と“でかうさぎ”がお互いに相手のことをどのくらい好きかを広さ・長さ・高さ・距離に例えて表現するので、「as~as」表現がたくさん出てきて、1冊読むと「as~as」の使い方を自然にマスターできます。<BR>また、“ちびうさぎ”は“でかうさぎ”にいつもかなわないために「あのくらい○○○だったらいいのになぁ。」という「I wish~」の表現もよくでてきます。<BR>どんな年代の方が読んでも興味を持てる本だと思いました。

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どんなにきみがすきだかあててごらん&nbsp;&nbsp;&nbsp;子どもはみな、親の愛がどれほど大きく深いものであるかを確かめたがるものだ。『Guess How Much I Love You』(邦題:『どんなにきみがすきだかあててごらん』)に登場する「小さな茶色い野ウサギ」は、愛情の大きさを測る方法を見つけた気になっている。「ぼくは、きみが、ぼくよりもうまく、やれることを、でもぜんぶ、やれるよ!」の主旋律から変奏曲をつむぎだすように、「小さな茶色い野ウサギ」は、自分がどれだけ「大きな茶色い野ウサギ」のことを好きか、繰り返し宣言する。しかし、あるときは両手をいっぱいに広げ、またあるときは思いきり高く飛び跳ねて、なんとか自分の愛情の大きさを示してみても、大きな野ウサギが優しく示してくれるもっと大きな愛にはかなわない。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;アニタ・ジェラームの絵は、どんなに手厳しい読者にも「おおっ」と思わず声を上げさせる。愛情に満たされたウサギたちは生き生きと魅力たっぷりで、いくら見ていても飽きない。サム・マクブラットニィのテキストは、ユーモアと鋭い観察力で、温かい家族の愛をシンプルなベッドタイム・ストーリーに仕立てており、最後には幸せな感動を与えてくれる。子どもも親も、開いたこの本のページに、夢中でおでこをくっつけ合って座るようになるはずだ。明かりを消す前のひとときに、何度も何度も読み返したくなる本だ。
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