チョコレート工場の秘密と違い、<BR>新訳を読んでから旧訳を読みました。<BR>田村氏の訳はつたなさを感じたのは確かですが、<BR>やっぱり・・・<BR>言葉の優しさとあとがきには田村氏の方に軍配を上げたい。<BR>柳瀬氏はまた後書きで揶揄&自画自賛でしたね。<BR>恥ずかしい。<P>気になったのはクネクネクニドが描いた文字の訳。<BR>田村氏「逃げろ!」<BR>柳瀬氏「とんずら!」<BR>児童書としたら…とんずらなんて言葉はどうなんでしょうか…。<BR>こちらも、出版者様、新旧両訳をおいてくださるようご一考願いたい。
チョコレート工場の秘密の続編ですが、宇宙に飛び出していき、全く別の話が展開されているように感じました。<BR>主人公は変わらず、ワンカ氏とチャーリーですが、第二の主人公といえるのがチャーリーの4人の祖父母だと思いました。<BR>祖父母達は、チャーリーよりも聞き分けが悪く、わがままです。それで、いろんな目にあいます。その滑稽さや欲深さが描写され、R・ダールのブラックユーモアが効いています。大統領のあまりにも子供っぽい描写にしても、R・ダールの風刺の精神が感じられました。<BR>チョコレート工場の秘密に続き、テンポがよい話の展開、はちゃめちゃさに楽しんでどんどん読めました。
映画『チャーリーとチョコレート工場』が気になって前作から読みました。<BR>私には合わなかったのか、すべてがわざとらしく感じてしまって残念でした。<BR>中身が薄っペらくて、子供だましな感じがしました。