ヨーロッパの服飾を時代ごとにまとめています。図柄も豊富で、文章を読まなくても楽しめます。クリノリンやバッスル、髪の毛を高く結い上げたりコルセットで締め上げたりと流行というものは本当にその時代ならではのものだと感じました。少し昔の流行だった厚底ブーツやルーズソックスも、未来の人間に「この時代の流行面白い!」と思われる日がくるのでしょう(もうきてるかも?)。1つだけ不満なのは、貴族の衣装が中心で一般の人々の衣装が少ないこと。それ以外は満足の一冊でした。
表紙のデザインと題名は学校の教科書のように見えますが、中身は楽しい内容です!カラーで写真も多く ファッションの流行に敏感な方、歴史の好きな方、芸術文化の好きな方、これから海外旅行に行かれる方、この本を見れば倍楽しめるかも?私が服飾関係の本が好きになったきっかけの本でもあります。映画も楽しくみれますよ、だいたいの時代がわかってきたりして、当たってると嬉しくなります。<BR>勉強感覚は0で無意識に知識が広がる感じ・・・!
沢山の本を見ましたが、これが一番気に入っています。「ファッションの歴史を知っておきたい」「服飾の用語、コレクションの歴史等について知りたい」という方にお薦めです。古代オリエントから20世紀末まで、分かりやすい文章で解説されています。どのページにも、彫刻、絵画、写真の美しい資料が掲載されてあり、巻末には両面四つ折の年表が付いて、感動しました。有名人の写真や肖像画もあり、絵画の資料としても重宝しています。歴史の勉強にもなりました。