次女(2歳)との接し方に悩んでいたときに、この本に出会い、<BR>心の中のもやもやがすっきりしました。<BR>そして、自分がこれまでたどってきた道のりを思い出し、<BR>どうして自分が人の道からはずれそうになったのか。<BR>ということも分かりました。<BR>いい子から、問題児へ変化した自分のようにはさせたくない<BR>それだけで子育てをしているような私にとって、<BR>頑張りすぎてたことにも反省をさせられてしまいました。<BR>うちの子達はとにかく活発。<BR>とにかく手がかかるんです。<BR>近所のおとなしい子と比べて、「なんでうちの子は・・・」<BR>なんてしょっちゅう思ってました。<BR>でも、それが自信にも変わりました。<BR>活発でいいんだ。うるさくて当たり前なんだって。<BR>それと、年寄りとの同居の問題についても書かれてましたが、<BR>それも、納得できる部分が大いにありました。<BR>うちでは中の文章を何文か抜粋して紙に書き、かわいく飾って、<BR>廊下や部屋など、パパの目につくところに貼ってます。<BR>やっぱり、子育てはパパとの連携も必要!口で言うよりも<BR>書かれているもののほうが説得力がありますよね!!
初めて、この本を手にしたときは、ショックでした。あまり人見知りをしないで育った娘を「いい子」だと思っていたからです。自分を否定されたように思いましたが、こういう本こそ私が読むべきではないかと購入しました。読むうちに本の内容がどんどん吸収されて、目からうろこが落ちるようでした。母親が子供に与える影響を知るにつれ、よいプレッシャーを感じました。先生は父親の協力もいかに大切かと語られているからこそ、私は受け入れて読むことができたように思います。今では、(2歳の)下の子の反抗期も、順調!順調!と余裕に見れます。主人の「(4歳の)上の子は心配ない」という言葉に、自信を持って「上の子の方が注意が必要よ。」と答え、甘えさせることの大切さを今学んでいる所です。
本当の意味での「よい子」とはどういう子供かと問われたら、みなさんならどう答えるでしょうか?おそらく多くの人が大人の言うことをよく聞く素直な子供が良い子だと答え、間違っても悪戯好きの悪ガキとは答えないでしょう。ところがこの本を読むと決してそうではないのだということを痛感させられます。この本では子供の自発性を伸ばし、困難に負けない生きる力を養うにはどのようなことに留意して子育てすればよいのかを事例を挙げて解説してます。そして「こんなときにはこのように対処しなさい」といった単なるハウツー本とは一線を画し、子供の心や精神の発育への影響にまで踏み込んだ深い内容になっています。これから子育てをする方や既に奮闘中の方、又悩んでいる方にとって大変参考となる一冊です。