古典落語100席―滑稽・人情・艶笑・怪談…… みんなこんな本を読んできた 古典落語100席―滑稽・人情・艶笑・怪談……
 
 
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古典落語100席―滑稽・人情・艶笑・怪談…… ( 立川 志の輔 PHP研究所 )

ドラマ「タイガー&ドラゴン」で使われていた古典落語のあらすじをちゃんと知りたくて購入。一編ずつ、一生懸命読んでいます。<BR>落語はただ笑わせるだけではなく、奥が深いものだなと実感。<BR>起承転結もしっかりしているし、何よりも話の山場が必ずあります。<P>とても分かりやすく書かれているので、挫折することなく読めます。<BR>ただ、落語自体が難しい!<BR>描かれている人情・教訓・人の習性も読み取らなければならないし、想像力を働かせないと話も理解できない。<BR>そのため、頭が程よく疲れます。読んだ後でふーっとため息。クセになる!

2頁見開きで1話が収録されています。読みきりの形態なので非常に手をつけやすいです。本も頭から読むのでなく、興味のあるものから読めんでもいいし、パラパラとめくり読みしてもいいし、途中で容易に読むのをやめることもできます。 だから自分のペースで付き合える本です。<BR>『美味しんぼ』を読む方にもひそかにオススメ。快楽亭ブラックが出てくる話には落語の話が非常に多いですが、この本で原典を調べてみるとまた話が楽しくなります。<BR>「目黒のサンマ」「千早振る」「子別れ」ものってますよ!<BR>(残念なことに「ネギマ」は無いです、あの鍋は非常にうまそう)

100席のあらすじがのっている。しかし決して物足りなさは感じない。落語初心者の私にとっては、むしろ読みやすかった。すべての話が2ページ見開きで簡潔しており、解説が必ずついている。その解説を読むことによってさらに話の裏話がわかって面白い。<BR>星新一やO・ヘンリらのショートショートを読む感覚で読めた。

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