心理学の本ばかり探していろいろ読みあさりましたか゜、飯田史彦氏の本は外国の心理学の本をまとめたような、総集編的な本のような気がします。本を読んでいて面白いのですが、私が過去に読んだ本が多々出てきてしまいます。この手の本を読みなれていない方には、入門書的な本でたいへんよろしいと思いますが、この手の本を読みなれた方には、何か物足りないような気がします。いきがい三部作を読ませて頂きましたが、三冊も読んでいると何かくどさが残りました。
とも不思議な読後感である。おもしろかったのかそうでないのか判断が難しい。しかし、何か心に引っ掛かる内容であった。本書は決して死後の世界や霊の存在を証明することを目的とした本ではない。著者が伝えたいのは、あくまでも「生きがい」の創造である。〇〇を知ること・考えることが豊かな人生を送る切っ掛けになる、ということで、〇〇がこの本では「生まれ変わり」であっただけである。しかし、多くの人が人生の意味の喪失に悩んでいたり、焦燥感を抱いている現代社会において、「生まれ変わり」説は非常に有効なのだろう。WHOの健康の条件には「スピリチュアリィ(霊性)」が挙げられているそうだ。
この本を読むと、上司と元彼女を許すことができました。<BR>彼らとは毎日顔をあわせていますが、<BR>嫌な気持ち一つしなくなりました。<P>そんな本です。