うつ症状になってしまい、本当に切羽詰った時に、意外な先輩から進められました（仕事バリバリ系）内容は精神・心理の分野なのですが、著者が経営学組織論の専門家と言うことであまりバイアスを持たずに素直に読めたのがよかったようです。この本を読んですぐには響かなかったのですがうつ状態のまま数ヶ月たって、著者の他著作を漁るように読みました。

プラス思考がいいことは分かっていても、場合によっては、なかなかそうなれないのが人間。無理やりプラス思考のふりをするのは逆効果。そんなときに著者が、プラス思考でもマイナス思考でもない、ブレークスルー思考を教えてくれます。目の前の問題の意義に悩み答えが出ないとき、ブラックボックスにしておくことにも意義があります。<P>人生を前向きに生きたいと考える人に、ひとつのヒントを与えてくれるすばらしい本だと思います。