社会起業家とはなにか、<BR>生まれた背景や、日本で先進的に行われてきた社会起業家の活動事例を知ることができました。<P>社会起業家とボランティア・リーダーとの違いとして、<BR>「やることを実現させるため、<BR> 関係者のネットワークを拡げていくこと」<BR>という著者独自の視点も入っており、<P>社会起業家と従来のNPOとの違いを知ることができる一冊だと思いました。
DEMOSの報告書やギデンスの理論の無批判な受け売りで、お気楽に理想論を振りかざす著者にはあきれさせられた。「当然のことながら、非営利組織のなかにも、よい非営利組織と悪い非営利組織がある。それを見分ける一つの簡単な方法は、その組織が新しいか古いかということである。」といった、短絡極まりない議論で満ちている。NPOや非営利ボランティア組織の運営の現実を全く知らない者の机上の空論以外の何者でもない。
この本を読んで、私のライフワークが、さらに明らかになった。<P>中小企業経営者のはしくれである現在は、より社会起業家的に<BR>行動して、社会的責任を果たしたいと思うようになった。<P>そして、経営者引退後の次の人生においては、<BR>本格的に社会起業家としての道を歩もうと考えるに至った。<P>良くも悪くも、米英の轍を踏む経済政策を取ろうとしてる以上、<P>日本においても社会起業家の役割は、ますます重要になろう。<P>「世のため自分のため」に社会起業家を目指したい!