リストラされた人、学生で就職時期に来ている人、28歳前後の仕事の節目を感じている人には特にお奨めです。<P>とにかく、キャリアに興味がある人の入門書としてこれ以上のものはないと断言できます。<P>私は、大学院でCareer Developmentの講義を受けていますが、下手な講師の授業を受けるより、この1冊で十分な点も多々あります。
「キャリア」というタイトルに魅かれた方に、そして、そうでない方にも、みんなにオススメ。<BR>トランジション(転機)というキータームを軸に、「キャリア」について著者の考え方が明快に語られており、自分の「キャリア」の見直しに役立ったし、勇気付けられた。<BR>とにかく文章がこれほど、こなれている本はめったに無い。<BR>コラム、エクスサイズ、図表等の入れ方も抜群だし、全体の構成もいい。巻末注もあって助かる。
いわゆるキャリア本とは一線を画し、(アメリカ的なキャリア志向の本ではなく、という意)、発達心理学や人生としての視点から、「働くということ」や「キャリアとは何か」 について触れているので、とても身近に、じっくりと、自分や仕事のことを考えられる一冊だと感じた。<BR> また、文中にエクササイズがちりばめられており、これらだけページでぺらぺらと追って考えてみるだけでも、よい時間になると思う。<P>